在留資格とビザの違いをやさしく解説【初心者向け】

ビザって入国の許可?」「在留資格って仕事の種類?」――最初は混乱しがちです。ひと言でいえば、ビザ=入国のための切符在留資格=日本でできる活動のルール。この記事では、図解・具体例・チェックリストではじめての方でも3分で区別できるようにまとめました。

  1. まず結論:ビザと在留資格の違い
  2. 図解:入国まで/入国後の流れ(COE・査証・在留カード)
  3. 具体例で理解(観光/留学/就労)
  4. チェックリスト:今、自分が確認すべきこと
  5. よくある勘違いQ&A
  6. 関連ページ

まず結論:ビザと在留資格の違い

項目ビザ(査証)在留資格(Status of Residence)
役割入国前に在外公館が発給する「日本に入るための切符」入国時/在留中に付与される「日本でできる活動のルール」
決める人日本大使館・総領事館(海外)出入国在留管理庁(日本)
いつ必要?日本に来るとき(一部の国は短期滞在で免除あり日本に入国した後、在留中ずっと関係する
内容入国審査に出す証印。
在留中の活動内容は直接は決めない
できる活動(留学・就労・家族帯同など)と在留期間を直接決める
カードなし(旅券に貼付/電子化)在留カードに資格名と期間が記載(中長期)

用語メモ:「就労ビザ」は便宜的な呼び名で、法的には在留資格(技術・人文知識・国際業務、経営・管理、高度専門職 等)のことです。

図解:入国まで/入国後の流れ(COE・査証・在留カード)

【海外】                   【日本での空港】                  【在留中】
出願 → COE申請 → COE交付 →  上陸審査在留資格が決定在留カード
        (日本側で申請)        +ビザ提示        (活動のルール)   (中長期は交付)
                   ↓
             査証(ビザ)取得(在外公館)
  • COE(在留資格認定証明書):日本側が「この人はこの在留資格の条件を満たす見込み」と事前確認した証明。多くのケースでビザ申請時に使います。
  • 査証(ビザ):COE等の資料をもとに在外公館が発給。入国審査の前提。
  • 在留資格:上陸審査で最終決定。中長期の方は在留カードに資格名・期間が記載されます。

具体例で理解(観光/留学/就労)

① 観光(短期滞在)

  • 目的:観光・親族訪問・商談など
  • 必要なもの:短期滞在ビザ(国によっては免除)
  • 在留資格:入国時は「短期滞在」が付与(就労不可)

② 留学

  • 目的:大学・専門学校・日本語学校で学ぶ
  • 流れ:学校から入学許可 → COE → 在外公館で留学ビザ → 入国時に在留資格「留学」
  • ポイント:アルバイトは資格外活動許可が必要(一般に週28h)

③ 就労(例:技術・人文知識・国際業務)

  • 目的:エンジニア・通訳・企画など専門的業務
  • 流れ:雇用契約・書類準備 → COE就労ビザ(査証) → 入国時に在留資格「技人国」
  • ポイント:在留中の転職・職務変更は、資格の活動範囲と合うか要確認

チェックリスト:今、自分が確認すべきこと

  • 来日前:COEが必要? 在外公館でどの査証を取る?
  • 入国時:上陸審査で付与される在留資格の名称と在留期間を確認(在留カードの記載も)
  • 在留中
    • 活動が資格の範囲内か(副業・部署異動・転学は要注意)
    • 更新は在留期限の3か月前から申請可
    • 住所・所属機関・配偶者の異動は14日以内に届出

よくある勘違いQ&A

Q. ビザがあれば日本で働いてよい? A. いいえ。働けるかどうかは在留資格で決まります。観光(短期滞在)は就労不可です。 Q. 「就労ビザ」という在留資格名がある? A. ありません。実務では技術・人文知識・国際業務経営・管理など複数の在留資格をまとめて「就労ビザ」と呼びます。 Q. COEがあれば入国できる? A. COEはあくまで在外公館でビザ申請に使う書類です。入国には適切な査証と、空港での上陸許可が必要です。

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