介護ビザの取得条件と必要書類|介護福祉士で就労するための完全ガイド【2025年版】

介護ビザ(在留資格「介護」)は、介護福祉士(国家資格)として、介護施設や事業所で介護業務に従事するための在留資格です。
本記事では、取得条件(資格・雇用・報酬)、必要書類申請の流れ不許可回避のポイントを、申請取次の実務目線でわかりやすく整理します。

  1. 介護ビザとは(対象活動・できる仕事)
  2. 取得条件(応募者・受入機関・報酬)
  3. 必要書類(COE/変更・更新)
  4. 申請の流れ(海外/国内切替)
  5. 就労条件・転職・家族帯同
  6. 不許可になりやすいケースと対策
  7. FAQ
  8. 関連ページ

介護ビザとは(対象活動・できる仕事)

  • 対象活動:介護福祉士として、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・有料老人ホーム・訪問介護事業所等での身体介護・生活支援・記録・家族対応・チーム連携など。
  • 在留期間:代表例は5年/3年/1年/3月。更新は在留期限の3か月前から申請可(詳細は在留期間と更新の目安)。
  • 資格外活動:本資格の活動外の就労は不可(副業は原則不可)。範囲外の就労は資格外活動許可の可否を確認。

取得条件(応募者・受入機関・報酬)

応募者(本人)の主要条件

  • 国家資格「介護福祉士」であること(登録済の証明が提出可能であること)。
    ※日本の養成施設修了+国家試験合格/EPA経由の合格者 等が典型。
  • 雇用契約があること:職務内容が介護福祉士の専門業務に合致。
  • 日本語運用能力:法令上の明示要件ではないが、業務上N2目安が実務的。

受入機関(雇用側)の主要条件

  • 事業の実体・継続性(登記・決算・人員体制)。
  • 報酬の同等性:日本人と同等以上の給与水準(基本給・手当・賞与)の提示が必要。
  • 社会保険・労働法令の適正履行(社保加入、36協定、就業規則 等)。
  • 指導・監督体制(プリセプター、研修計画、記録・事故防止の運用)。

必要書類(COE/変更・更新)

提出書類は管轄・個別事情で変わります。以下は代表例です。

在留資格認定証明書(COE)で来日する場合(海外から)

  • 申請書(在留資格認定証明書交付申請)
  • 理由書(職務内容・必要性・将来計画)
  • 介護福祉士登録証の写し、国家試験合格証の写し、養成施設の卒業証明書
  • 履歴書(職歴・学歴・資格)
  • 雇用契約書就業条件明示書職務記述書(JD)
  • 受入機関の会社(法人)概要登記事項証明書直近決算書(損益/貸借)事業案内
  • 給与台帳の水準例や同等性説明資料(日本人との比較)
  • 写真、旅券コピー、委任状(取次利用時)

在留資格変更(国内で留学・特定技能等→介護へ切替)

  • 在留資格変更許可申請書+最新の在留カード・旅券
  • 介護福祉士登録証・合格証・卒業証明
  • 雇用契約書JD勤務シフト(予定)
  • 受入機関の法人資料(登記簿・決算書 等)
  • (留学から切替の場合)成績証明書・出席率、退学/卒業見込関係の資料

在留期間更新

  • 在留期間更新許可申請書+在留カード・旅券
  • 在職証明書賃金台帳源泉徴収票(直近)
  • 勤務実績(勤怠・夜勤体制・事故/ヒヤリハット報告 等)
  • 受入機関の直近決算、社保・労基の遵守状況

提出は原本提示・写し提出の運用が多いです。管轄や事案で追加資料の指示があります。

申請の流れ(海外/国内切替)

  1. 要件確認:介護福祉士登録の有無、職務の専門性、給与同等性。
  2. 書類収集:本人・法人の証明資料を整理。
  3. 申請:COE(海外)/在留資格変更(国内)。更新は在留期限3か月前から。
  4. 審査:追加資料に即応。面談・現場体制の説明を求められることも。
  5. 許可・在留カード交付:就労開始。届出(所属機関、住居)は14日以内。

就労条件・転職・家族帯同

  • 就労範囲:介護福祉士としての介護業務。清掃・配膳等の付随作業は主従関係の範囲にとどめ、単純作業中心は避ける。
  • 転職:同じ「介護」の活動範囲内なら可能ですが、所属機関変更の届出(14日以内)が必要。職務が逸脱しないようJDを整備。
  • 家族帯同:条件を満たせば家族滞在で配偶者・子の帯同が可能(特定技能1号と異なり、家族帯同がしやすい)。
  • 比較:特定技能(介護分野)は試験合格で入職可だが家族帯同が原則不可。介護ビザは国家資格が必要だがキャリア・安定性で優位。

不許可になりやすいケースと対策

  • 資格不備:合格はしたが登録未了(登録証の写しで疎明)。
  • 職務の逸脱:人手不足で単純作業中心→JD・シフトで専門業務中心を示す。
  • 報酬の同等性不十分:地域・同規模施設の賃金水準と比較資料を添付。
  • 受入体制の不備:指導者配置・OJT・事故防止手順の不足→研修計画マニュアルで補強。
  • 納税・社保不履行:更新で不利。加入状況・納付状況の証憑を整える。

FAQ

Q. 介護福祉士であれば、どの施設でも働けますか? A. 基本は介護業法等に基づく介護関連施設・事業所での介護業務が対象です。業務内容が資格の範囲に合致していることが前提です。 Q. 給与水準の目安は? A. 法令で一律の金額は定められていませんが、日本人と同等以上が要件。地域相場・経験年数と整合する水準を示してください。 Q. 家族の帯同は? A. 所得・住居等の条件を満たせば、家族滞在で配偶者・子の帯同が可能です。 Q. 特定技能(介護)から介護ビザに切替できますか? A. 可能です。介護福祉士の国家資格登録が整い、雇用・業務内容が適合すれば、在留資格変更で切替を検討します。

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