特定技能2号ビザ|無期限就労への道

特定技能2号は、特定技能1号の上位資格として、無期限の在留家族帯同が認められる在留資格です。本記事では、対象職種、申請要件、必要書類、申請の流れ、永住権との違いを申請取次の専門家目線で整理します。

  1. 特定技能2号ビザとは
  2. 対象職種と条件
  3. 無期限就労のメリット
  4. 申請要件
  5. 必要書類
  6. 申請の流れ
  7. 永住権との違い
  8. まとめ

特定技能2号ビザとは

  • 2019年に創設された「特定技能制度」の上位資格。
  • 熟練した技能を有する外国人に付与される。
  • 在留期間に上限なし(更新を続けられる)
  • 家族帯同(配偶者・子)可。就労ビザの中でも大きなメリット。

まずは特定技能1号で就労し、経験と技能を積んだ後に移行するのが一般的です。

対象職種と条件

現時点で特定技能2号の対象は以下の分野に限定されています。

  • 建設業
  • 造船・舶用工業

将来的に他分野への拡大も検討されていますが、現行制度ではこの2分野に限られます。

条件: 特定技能1号で一定期間勤務し、さらに熟練技能を証明する試験に合格すること。

無期限就労のメリット

  • 更新回数に制限なし: 1年・3年などの更新を繰り返し、実質的に永続的に就労可能。
  • 家族帯同可: 配偶者や子どもと共に日本で生活可能。
  • キャリアの安定: 長期雇用を前提にした人材登用が進む。
  • 将来的な永住権申請の基盤: 就労ビザの中で永住に近い位置づけ。

申請要件

主な要件は以下のとおりです。

  • 特定技能1号での就労実績: 一定年数以上、対象分野での就労を経ていること。
  • 熟練技能試験の合格: 分野別に定められた高度な技能試験に合格すること。
  • 安定した雇用契約: 建設業・造船業でのフルタイム就労契約。
  • 法令遵守: 受入企業が社会保険・労務管理を適切に行っていること。

必要書類

  • 在留資格変更許可申請書
  • 写真(縦4cm×横3cm・6か月以内)
  • 雇用契約書/労働条件通知書
  • 特定技能1号での就労実績を証明する書類(在職証明など)
  • 特定技能2号技能試験合格証明書
  • 住民票(個人番号記載なし)・在留カード写し
  • 会社の登記事項証明書など企業側の資料

申請の流れ

  1. 技能実績の確認: 特定技能1号での就労期間と勤務態度を確認
  2. 熟練技能試験に合格
  3. 受入企業との契約締結
  4. 必要書類を準備
  5. 出入国在留管理局に申請
  6. 審査(約2〜3か月)
  7. 在留カード受領・就労開始

永住権との違い

  • 在留期間: 特定技能2号は「更新制」、永住権は「更新不要」。
  • 活動制限: 特定技能2号は職種限定(建設・造船)、永住権は活動制限なし。
  • 帰化との関係: 永住権を取得すると帰化申請の基盤になりやすい。

詳しくは永住権取得条件の記事をご覧ください。

まとめ

特定技能2号は、現時点では建設業と造船業に限られるものの、無期限の就労と家族帯同が可能な数少ない在留資格です。特定技能1号で経験を積んだ方にとって、将来設計を大きく広げる道となります。

制度は年々改正や拡大が検討されているため、申請前に最新情報を確認し、受入企業・専門家と相談しながら進めることをおすすめします。

特定技能2号ビザのご相談はこちら:申請要件の確認、必要書類の準備、在留資格変更の戦略立案をサポートします。

無料相談はこちら

Follow me!